能美市立湯野小学校
大学生も一緒に考えた能美市の未来
2021年11月11日、湯野小学校では日本海開発のスタッフに金沢星稜大学人間科学部こども学科の学生たちも加わって、6年生の59名を対象にした環境学習「SDGsを考えよう!」の授業が行われました。
まず日本海開発の南純代社長が紹介映像を交えながら、自社の事業内容と環境を守るために実践している取り組みについて説明しました。さらに子どもたち一人一人に対して、世界全体でSDGsの目標を達成するために、自分たちが普段の生活でできる努力を考えてもらうことを通じて、2030年の未来にこうなっていてほしい能美市の姿を描く「環境絵日記」の制作をはたらきかけました。
後半では児童が4~5名ずつのグループに分かれて、能美市の課題を地域の資源を使って解決するSDGsカードゲームに取り組みました。「温泉」や「手取川」、「SNS」などと書かれたカードを囲んで、それらの資源をどのように活かすかを考えます。金沢星稜大学の学生たちもゲームに参加して、それぞれのグループの様子を見てまわりながら、児童たちにアドバイスしていました。
そうしたアドバイスを受けて行われたグループごとの発表では、児童たちから思いもよらない解決案が出され、学生たちも感心したようです。授業の最後に「私たちにとっても勉強になりました。その柔軟な考え方を大切にしてください」とエールを送っていました。
授業を終えて〜児童・生徒・先生からの感想〜
○先生から
日本海開発は日頃からペットボトルのエコキャップ運動でお世話になっている地元の企業ですし、カードゲームも能美市の特産品などを題材にしていて、子どもたちがSDGsを身近な問題として考えられる良い機会になったと思います。授業中も楽しそうに取り組んでいたので、これからのSDGsに関する学習にも、楽しく向き合ってくれることを期待しています。