教育情報

能美市立福岡小学校

畑の加賀丸いもから地域の実りを学ぶ

2022年11月9日、福岡小学校の3年生が能美市の特産品である「加賀丸いも」の収穫体験に参加しました。「地域について知る」をテーマにした体験学習の一環で、4月には同じく加賀丸いもの植え付けを体験しており、ふるさとを代表する野菜がどのようにしてつくられているのか、実際の農作業を通して学びました。

穏やかな秋晴れの下、校舎から歩いて15分ほどの場所にある丸いも畑にたどり着いた児童たち。この畑で加賀丸いもを栽培している岡元農場は、以前から福岡小学校の農業体験学習に協力し、25年以上にわたって、米づくりなどを体験する機会を提供しています。この日も最初に岡元農場の岡元豊さんが、丸いもの掘り方や気を付けることについてレクチャーすると、子どもたちは熱心に耳を傾けていました。

軍手と長靴を身に付けた児童たちが畑の中に入ると、いよいよ丸いも収穫のスタートです。クラス全員が横一列に並び、目印に沿って、目の前の土をそれぞれの手で掘っていきます。やがて、3年生の片手に余るサイズの大きな丸いもが姿を現すと、子どもたちはその立派さに興奮しながら笑顔で掘り出し、大事な収穫物が傷付かないように、用意されたカゴの中にていねいに納めていました。スーパーなどに並ぶ前の野菜の姿とそれを育てる畑の様子を肌で感じることができた時間になりました。

加賀丸いもの植え付けを体験する児童たち/能美市立福岡小学校3年生

授業を終えて〜児童・生徒・先生からの感想〜

○児童・生徒から
「自分の手で大きな丸いもを掘ることができてうれしかったです」
「保育園の頃にも丸いもを掘ったことがあったけど、そのときは丸いものことがよく分からなくて、大きくなってからもう一度やってみたら、丸いもについて前より分かることができたのでよかったと思います」

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