教育情報

能美市立寺井中学校

生徒が出し合ったアイデアから、身近なSDGsを考える

2022年7月7日、寺井中学校では2年生の全5クラスが参加して、SDGsに関するパネルディスカッション形式の授業を行いました。ゲストティーチャーとして能美市SDGs推進室の職員も参加し、「能美市をよりよい町にしよう」をテーマに、SDGsの視点からまちづくりについて話し合いました。

体育館で行われた授業では、事前に各クラスから2名ずつ選ばれたパネリスト10名がディスカッションに臨みました。まず、ほかの生徒たちも交えて、能美市の長所や魅力について話し合ったあと、一人ずつ順番に、SDGsを達成するために自ら考えたアイデアを発表していきました。3R(リデュース、リユース、リサイクル)を意識した商品の選択やゴミの量の削減、こまめな省エネ、募金への協力など、世界が抱える課題に対して、日常生活の中で解決に取り組むための提案が出され、パネリスト同士や生徒全体で意見を交換しながら、議論を深めていきました。

そんな生徒たちのディスカッションを受けて、SDGs推進室の職員からは能美市が取り組んでいるSDGsへの取り組みについて発表しました。能美市の強みである市民の「お人柄」を活かして、SDGsの視点から「暮らしやすさを日本一、実感できるまち」を目指していることを紹介しました。また、その実現には10代の生徒たちの意見も大切であることを伝え、若い世代の地域づくりへの参加を呼びかけました。

SDGsを達成するためのアイデアを発表/寺井中学校2年生

授業を終えて〜児童・生徒・先生からの感想〜

○児童・生徒から
「能美市の魅力を高めて、課題に向き合って、明るいまちにしていくことが、私たちが幸せに暮らしていくために必要なことだと気付きました」
「能美市には素晴らしい強みがあって、人々の『お人柄』を大切にしたまちづくりをしていることが分かりました。『暮らしやすさを日本一、実感できるまち』にするために、自分でも身近な範囲でできる取り組みを考えたいと思いました」

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