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    「第1回フィールドワークショップ
    ~子どもたちの健やかな成長を支える「学校給食」を知ろう!~」

能美市のSDGsの取り組みを体験できるイベントを開催しました
「第1回フィールドワークショップ
~子どもたちの健やかな成長を支える「学校給食」を知ろう!~」

2025.12.23#新着情報#お知らせ#イベント情報

10月17日、能美市内でSDGsに取り組んでいる現場を「見て」「体験して」学ぶフィールドワークショップの第1回が、令和6年9月から運用を開始した粟生町の「能美市学校給食センター」で開かれました。参加した市民の皆さんは、各学校に安全・安心で美味しい給食を届けながら、環境対策や食育にも配慮した新しいセンターについて、実際の給食を味わいながら学びました。

SDGsにも配慮した新給食センター

能美市学校給食センターは、主に根上地区や寺井地区の小中学校で校内の調理設備の老朽化が進んだことを受けて、国の定める衛生管理基準を満たした学校給食を調理できる施設として新しく整備されました。令和6年9月から両地区の小中学校に給食を配送しているほか、令和7年4月からは寺井高校にも希望する生徒向けに昼食を提供しています。

各学校へ1日3000食もの給食を送り出しているセンターには、栄養バランスの取れた美味しい料理を仕上げる調理設備や、食の安全・安心を守る衛生管理の仕組みはもちろん、環境に配慮したエネルギー設備も導入されました。能美市が目指す「ゼロカーボンシティ」やSDGsの目標達成への貢献も目指しています。

今回のフィールドワークショップには、そんな施設に関心を寄せる市民に加えて、昼食として提供を受けている寺井高校の生徒も参加しました。集まった参加者の皆さんは、学校給食センターにおけるSDGsのさまざまな取り組みについて、市やセンターの職員からレクチャーを受けていきました。

給食を通じて食育や環境保全を実践

まず、参加者たちが案内されたのは、調理の様子を見ることのできる見学スペースと、調理器具などが置かれている展示コーナーです。見学スペースでは調理エリアを窓越しに見下ろして、スタッフたちがてきぱきと作業を進める姿に見入っていました。展示コーナーでは調理エリアの各所の状況をモニターの映像で確認したり、調理に使われている大型の蒸気式回転釜や給食を運ぶ食缶に触れたりすることを通じて、実際の給食づくりを体感していました。

続いて研修室に移動し、学校給食センターの取り組みについて、映像やスライドを通じて理解を深めました。調理から配送、後片付け、回収、設備の洗浄までセンターの1日の流れを知ったあと、地元の食材を使う地産地消や、食べ残しを減らす「スプーン1杯運動」といった、給食を通じた食育活動についても紹介を受けました。

環境への負担を減らす設備として導入された「木質バイオマスペレットボイラー」については、屋外に設置されている実物の前で説明が行われました。地元の企業が地元の木材から製造したペレットを燃料にしてお湯を沸かすことで、石油などの資源を使わず、二酸化炭素をなるべく出さずにエネルギーを確保しています。参加者たちは時おり質問も投げかけながら、職員の解説に熱心に耳を傾けていました。

身近な現場でSDGsを学んだひととき

プログラムの最後には、センターで調理された給食を全員で味わいました。地元の食材を活用しながら栄養バランスにも気を配って調理された美味しい給食に、参加者たちの箸も進み、食べ残しを出さないためのおかわりにも進んで立っていました。
学びと体験を得ながら、能美市のSDGsの取り組みを深く知ることができるフィールドワークショップは、今後もさまざまな内容で開催する予定です。興味のある市民の皆さんはぜひ参加してみてください。

○参加者から
「自分の学校で昼食提供が始まったことで、この給食センターの存在を知り、どのように給食を作って配送しているのか興味がありました。地元とつながる地産地消や環境に優しいエネルギーの導入など、SDGsのさまざまな取り組みをしていることに感心しました。食べ残しが環境に負荷をかけるそうなので、今後は残さず食べることを心がけたいです」

「環境美化を推進するボランティア活動に携わっています。新しい給食センターがごみをどう処理しているのかなどについて知りたくて参加しました。この施設は環境や省エネルギー、食育に配慮してつくられていて、市民としても心強く感じました。私たちボランティアも力を合わせて、ふるさとの環境保全に貢献していきます」

「以前は調理師として働いていて、最新の給食の調理現場を見るために参加しました。調理エリアが作業ごとに区分けされ、衛生管理もしっかりしていたことに進化を感じましたし、環境に配慮した建物になっていることも初めて知って驚きました。食べ残しを減らす取り組みのお話を聞いて、家庭の生ごみをコンポストで分解して肥料にするなど、自分でもSDGsを意識した食生活に挑戦してみたいと思いました」

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