2023年3月1日、根上総合文化会館において、株式会社日本海開発主催の「環境食育絵日記展」の表彰式が行われました。

1月27日～30日にかけて根上学習センターで開催された「環境食育絵日記展」では、日本海開発が2022年度に能美市の8小学校の6年生に対して行ってきた環境学習の中で、児童たちに「こうなったらいいな」と思う2030年の能美市を描いてもらった絵日記を展示しました。約500人の児童がそれぞれの夢や願いを込めた作品から、能美市長賞1作品と能美市教育長賞12作品が決定。この日の表彰式には賞に輝いた13人の6年生が招かれました。

表彰式では日本海開発の南純代社長があいさつしたあと、環境学習に協力し、賞の審査にも参加した金沢星稜大学の新広昭副学長がプレゼンターとなって、児童一人一人に賞状を手渡していきました。受賞した児童たちを代表して、市長賞を受けた辰口中央小の亀田あいりさんは、「絵日記に取り組むことで、環境や食育について興味を持って、深く考えることができました。これからの能美市がもっと明るく住みやすいまちになってくれたらいいなと思います」と、SDGsを通じて能美市の未来を考えられたことに感謝していました。

続いて、新副学長が受賞者への祝いの言葉を述べました。「受賞できなかった作品も含めて、皆さんが大好きな能美市について一生懸命に考えたことがひしひしと伝わってきました」と絵日記の内容に感心したことを明かしてから、「能美市では地元の方々による、のみSDGsパートナーズが地域の未来を良くするために努力しています。皆さんも世界に能美市の素晴らしさを発信できるように、中学生になっても勉強を続けてください」と呼びかけました。最後は受賞者全員での記念撮影が行われ、児童たちは賞状を抱えて、カメラに誇らしげに納まっていました。