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中学生たちが夏休みにゴミアートの制作に取り組みました

2023.09.26#お知らせ

いしかわ百万石文化祭2023能美市実行委員会「Art Project for SDGs」

能美市では今年10月から石川県内各地で開催される「いしかわ百万石文化祭2023」のイベントとして、アーティスト・淀川テクニックさん監修のもと、市内の中学生が地元の海岸に流れ着いたプラスチックゴミを素材にしたアート作品を制作するプロジェクト「Art Project for SDGs」を実施しています。7月からは中学校の夏休み期間を利用して、いよいよ作品づくりが始まりました。

能美市の花鳥風月をゴミアートで表現

今回のプロジェクトで制作するアート作品は、さまざまな色や形をしたプラスチックゴミを素材として描く作品です。

作品のベースとなる原画は、市内の中高生美術部員から「未来に残したい能美市の自然」をテーマに募集した中の1案を選び、制作する3中学校の美術部員や先生の意見も取り入れながら、金沢学院大学の学生がデザインを整えました。白山を背景にして、手取川河口の水面に三日月が浮かび、トキが舞い飛ぶ下にハマナスが咲き誇る絵柄で、能美市の花鳥風月を表現しています。

出来上がった原画を元に、夏休みに入った7月下旬から、市内3中学校の美術部員たちが協力して制作に取り組みました。週1~2日の作業日を設けて、根上総合文化会館のアートギャラリーに集まり、作業を進めていきました。

生徒たちの手で能美の自然が半立体的に

制作作業では生徒たちはパートごとに分かれて、原画を見本にしながら、その場所にふさわしい色のプラスチックを貼り付けていきます。本プロジェクトを監修し、5月には能美市を訪れて生徒たちに制作指導を行ったアーティスト・淀川テクニックさんもリモートで参加し、パソコンの画面越しに作業の様子を見守りました。淀川テクニックさんから「素材を貼ったら、はがれないかどうか確かめてね」「トキの羽は破片を瓦のように重ねてみよう」など細かなアドバイスも受けながら、少しずつパネルを彩っていきました。

さまざまな形状や材質のプラスチックゴミを重ねて貼り付けると、作品には半立体的な起伏が生まれ、描かれた能美の自然に確かな存在感が加わりました。連日の猛暑が続いていた中での作業は、熱中症対策などにも気を配りながら進められましたが、生徒たちは仲間と和やかにおしゃべりしながら、作業には集中した表情で向き合っていました。

11月のイベントで作品をお披露目

淀川テクニックさんが仕上げを行い完成した作品は、11月8日から12日にかけて、根上総合文化会館で開催されるイベントにおいて展示される予定です。11日と12日はゴミを素材にして参加者の方それぞれに作品をつくっていただく、淀川テクニックさんによるワークショップも行われます。ぜひ会場にお越しいただいて、中学生たちが力を合わせて海洋ゴミを生まれ変わらせたアートの出来栄えをご覧ください。お待ちしています。

○参加した生徒から
「いろいろな形の素材を使った作品づくりは難しいけど楽しかったです。ほかの中学から参加しているメンバーとも仲良くなれたし、僕たちがゴミを使って、能美のトキやハマナスをどんなふうに形にしたかを見てほしいです」

「海洋ゴミは外国語が入っていたり、表面が色あせていたりして、作品の素材として面白いと思いました。重ねたゴミの色のグラデーションで奥行きを表現するなど、みんなで新しくチャレンジしたところに注目してください」

「小さな靴がそのままゴミになっていたりしたのは驚きました。元はゴミだったものが、美しい自然を描いた作品になった意外さを楽しんでもらえたらうれしいです。普段は会うことのない、ほかの中学の人たちと一緒につくれたことも刺激になりました」

「ほかの中学でも同じ美術部員だからか、思ったよりみんなと話が合って、打ち解けて作品がつくれたのはよかったと思います。素材にしたゴミは元の形をそのまま残して使ったりして、普通の絵とは一味違った作品にできました」

Art Project for SDGs
展示:令和5年11月8日(水)~12日(日) 午前9時~午後5時
●ワークショップ「ゴミジナル工作®」
令和5年11月11日(土) 午後1時~午後5時・12日(日) 午前10時~午後3時/各日2回、各回90分
講師:淀川テクニックさん
※ワークショップは参加申込と参加料(200円)が必要です。
※ワークショップの詳細が決まりましたら「のみSDGsホームページ」などでお知らせします。

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